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【ニコン】据置:A /安定的,J 1 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17d0146

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http://www.jcr.co.jp/

17- D- 0146 201 7 年 5 月 2 3 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社ニ

(証券コード:7731)

【据置】

長期発行体格付 A+

格付の見通し 安定的

債券格付 A+

国内CP格付 J−1

■ 格付事由

(1) デジタルカメラ・交換レンズの映像事業や、半導体・F PD 露光装置の精機事業などを展開している。映 像事業では、デジタル一眼レフカメラ、交換レンズ、コンパクトデジタルカメラでトップクラスのシェア を有する。精機事業では、F PD 露光装置で中小型の高精細パネル用途を中心に強みを有し、半導体露光 装置でも有力メーカーの 1 社に位置付けられる。一方、16 年 11 月には、売上成長を志向した中期経営計 画の継続を断念し、構造改革を実施すると発表した。

(2) 17/ 3 期営業利益は F PD 装置事業がけん引役となり 3 期振りの増益となった。特別損失に 500 億円強の構 造改革関連費用を計上したため最終赤字となったものの、財務面への影響は限定的だった。一方、主力の 映像事業では、収益性が高いデジタル一眼レフカメラや交換レンズを含め市場の縮小が続いている。また、 17/ 3 期に好調だったF PD 装置事業は18/ 3 期に一旦減速するとみられる。ただ、17/ 3 期に実施した半導 体装置事業を中心とする構造改革の効果もあり、18/ 3 期営業利益は 450 億円と底堅く推移し、最終損益 も黒字転換する見通しである。加えて、過年度における期間利益の蓄積やキャッシュフロー経営の徹底で 強固な財務基盤が構築されている。以上を踏まえ、格付を据え置き、見通しを安定的とした。

(3) 半導体装置事業では、投資負担が大きい A rF 液浸露光装置の開発を縮小し、採算重視を徹底する方針で ある。こうした方針の見直しもあり、17/ 3 期に棚卸資産の廃棄・評価減を実施した。また、配置転換な どを含む 1, 000 名規模の人員適正化で固定費を削減し、18/ 3 期の黒字化を計画している。映像事業では、 フルラインアップでの製品展開を見直し、これまで以上に高付加価値製品への選択と集中を図るとともに、 開発・生産・販売体制の最適化を進める方針である。J C R は、これらを通じて、現状の収益力を中期的に 維持・強化できるか注目していく。

(4) 17/ 3 期末の自己資本比率は 52. 2%、DE R は 0.27 倍と財務構成は良好である。自己資本は 5, 000 億円超と 厚みを有し、実質無借金も継続的に維持されている。構造改革フェーズへの移行に伴い、より保守的な財 務運営が行われるとみられ、強固な財務基盤が揺らぐ懸念は小さいとみている。

(担当)涛岡 由典・関口 博昭 ■ 格付対象

発行体:株式会社ニコン 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A+ 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 18 回無担保社債(特定社債間限 定同順位特約付)

100 億円 2011 年 1 月 28 日 2018 年 1 月 26 日 0. 996% A+

第 19 回無担保社債(特定社債間限 定同順位特約付)

100 億円 2011 年 1 月 28 日 2021 年 1 月 28 日 1. 434% A+

第 20 回無担保社債(特定社債間限 定同順位特約付)

(2)

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http://www.jcr.co.jp/

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 21 回無担保社債(特定社債間限 定同順位特約付)

100 億円 2014 年 3 月 14 日 2024 年 3 月 14 日 0. 864% A+

対象 発行限度額 格付

コマーシャルペーパー 500 億円 J - 1

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 5 月 19 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:涛岡 由典

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「電機」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社ニコン

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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